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後悔しないパーソナルトレーナーの選び方とは?認定S&Cコーチが解説

  • 18 時間前
  • 読了時間: 6分

「どんなパーソナルトレーナーを探したらいいの?」


パーソナルジムを探し始めると、このような疑問を持つ方は少なくありません。


もちろん、「良いパーソナルトレーナー」の基準は、目的や身体の状態によって変わります。


しかし、多くのクライアントから長く支持されているパーソナルトレーナーには、いくつか共通する特徴があります。


名古屋市内でも、そのようなパーソナルトレーナーのもとには、市内だけでなく愛知県内各地の市町村からも継続して通うクライアントがみられます。


それだけ、自分に合った専門家を見つけることは簡単ではないということかもしれません。


SNSでの見栄えや知名度、料金だけでは、本当に自分に合ったパーソナルトレーナーかどうかを判断することは難しいものです。


そこで今回は、認定S&Cコーチの視点から、長期にわたってクライアントに支持されるパーソナルトレーナーに共通する特徴をご紹介します。



パーソナルトレーナーとは?


世界70か国以上の国と地域に認定者を抱えるNSCAは、現場で活動するパーソナルトレーナーなどの専門家とトレーニングの最新の知見を繋ぐハブの役割を果たしています。


NSCAの職務範囲によれば以下となり、まとめるとパーソナルトレーナーは「健康と体力の専門職」とされます。


具体的には体力レベルや動作について「評価」し、目標に向かうことができる「動機付け」を行い、生活習慣や食習慣について「教育」を行い、正しいテクニックで安全で効果的な「トレーニング」をサポートする専門職になります。


個別のアプローチを用いてクライアントの健康と体力のニーズに関して、評価・動機付け・教育・トレーニングを行う健康と体力の専門職である。パーソナルトレーナーは安全で効果的なエクササイズプログラムを計画し、各クライアントの目標達成を支援するガイドラインを提供する。加えて緊急事態に対し適切に対応する。また、自らの専門知識の範囲を認識して必要な場合には、クライアントに関して他のヘルスケア専門職に紹介する。(NSCAパーソナルトレーナーの為の基礎知識)

パーソナルトレーナーの選び方 5つのポイント

①目的や背景を理解し、身体の状態を評価してくれる


パーソナルトレーニングは、同じプログラムを全員に提供するサービスではありません。


運動経験、既往歴、生活習慣、仕事や環境、そして「なぜ身体を変えたいのか」という目的は一人ひとり異なります。


そのため、パーソナルトレーナーはトレーニングを始める前に、十分なヒアリングを行い、現状の身体のマップを作成する為に「評価」を行います。


ヒアリングや評価が不十分なまま指導を開始することは、安全性や効果の両面で望ましいとは言えません。



「できること」と「できないこと」の線引きをしている


パーソナルトレーナーは健康と体力の専門職ですが、医師や理学療法士、管理栄養士など他の専門職とは役割が異なります。


この考え方は逆も同様です。


医療従事者がトレーニング指導の専門家ではないように、パーソナルトレーナーも医療の専門家ではありません。


身体の痛みや疾患の診断、医療行為などはパーソナルトレーナーの職務範囲ではありません。


信頼できるパーソナルトレーナーほど、自身の専門領域を理解し、必要に応じて医療機関や他の専門職へ相談・紹介する判断ができます。


「腰痛やマッサージなど何でもできます」と言うパーソナルトレーナーより、「ここから先は専門外ですので、一度ヘルスケア専門職をお勧めします」と伝えられるトレーナーの方が、結果として安全なサポートにつながります。


プログラムやエクササイズの説明をしてくれる


クライアントは「何をするか」だけでなく、「なぜそのトレーニングを行うのか」を理解することも大切です。


目的や現在の身体の状態を踏まえながら、エクササイズの意図や期待される効果を説明できるパーソナルトレーナーは、プログラムを論理的に組み立てています。


パーソナルトレーナーはプログラムを作成する際、目標達成に必要な頻度や期間も考慮します。


そのため、「どのくらいの頻度で、どのくらいの期間取り組むのか」についても説明できることが重要です。


専門資格をもっている


専門資格は、一定水準以上の知識と技能を身につけていることを示す一つの指標です。


もちろん資格があるだけで優れたトレーナーとは言えませんが、安解剖学、生理学、運動学、安全管理、プログラムデザインなどを体系的に学んでいるかを判断する材料になります。


資格の有無だけではなく、「どのような資格を取得し、その後も学び続けているか」という視点も重要です。


⑤継続教育を受けている


トレーニングや健康科学は日々新しい研究が発表される分野です。


数年前には一般的だった考え方が、新たな研究によって見直されることも少なくありません。


そのため、優れたパーソナルトレーナーは資格を取得して終わりではなく、学会やセミナー、専門書、継続教育を通して知識と技能を更新し続けています。


定期的な勉強会への参加や講習会の受講などは、専門職としてクライアントへ安全で質の高いサービスを提供するための重要な指標の一つと言えます。


クライアントの立場から見れば、継続教育の受講歴や学会・講習会への参加履歴は、そのパーソナルトレーナーが現在も知識と技能を磨き続けているかを判断する一つの材料になります。


まとめ


パーソナルトレーナーは、単にトレーニングを教える職業ではありません。


クライアント一人ひとりの健康状態や体力、目標を評価し、安全で効果的なプログラムを計画するとともに、生活習慣の改善や運動継続をサポートする健康と体力の専門職です。


そのため、パーソナルトレーナーを選ぶ際は、料金や口コミだけで判断するのではなく、


・丁寧なヒアリングを行っているか

・自身の職務範囲を理解しているか

・プログラムを論理的に説明できるか

・専門資格を有しているか

・現在も継続教育を受けているか


といった視点から確認することをおすすめします。


ご自身に合ったパーソナルトレーナーと出会うことは、安全で効果的なトレーニングだけでなく、長期的な健康づくりにもつながります。


本記事が、後悔しないパーソナルトレーナー選びの一助となれば幸いです。


【参考文献】

National Strength and Conditioning Association. NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識.

Chittenden K. Finding the Right Personal Trainer. Personal Training Quarterly. Volume 3, Issue 4, 2016.

 
 
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